■快適な畜舎環境と動物福祉(アニマルウェルフェア)の追求
動物福祉(アニマルウェルフェア)という言葉を聞いたことがありますか?これは単に動物を可愛がり愛護するだけでなく、動物の習性や行動を理解して動物の基本権利を守ろうとするものです。
近年、ペットブームや野生動物との共存など動物愛護の意識が高まる中、産業動物として経済性を問われる家畜に対しても、生産性の追及だけでなく生命の尊重と動物愛護の立場から、家畜の論理的な取り扱いが求められています。那須ハーブ牛を生産する農家はそんな動物福祉の考え方に追随し、常に牛の立場になり居心地のよさや快適性を考えた飼養管理に取り組んでいます。
安全・安心だけでなく消費者の動物愛護の気持ちに沿った肥育を行うことにより、多くのお客様から指示される商品作りを目指していきます。尚、この動物福祉に関しては協会規約(平成18年1月版)にて明記されており、規約に該当しない場合は『那須ハーブ牛』としての認定はしておりません。

写真1
写真3

     ●都心部の若年層が農業生産動物について止めるべきだと思うこと
    全体
男性(%)
女性(%)
 (人)
(%)
粗雑な扱い
41.26
37.44
197
39.64
清潔でない場所で飼育されること
20.63
21.8
105
21.13
狭い場所で飼育すること
17.48
18.01
88
17.71
品種改良
4.9
6.64
28
5.63
繁殖をコントロールすること
2.45
5.69
19
3.82
その他
13.28
10.42
60
12.07
100
100
497
100
畜産の情報(国内編)2003.5より引用